神奈中 平塚七夕まつり特集

7月初めの七夕期間においては、例年神奈川県平塚市で「七夕まつり」が行われます。七夕まつり期間中は、現場スタッフが確認しやすいように車両前面に大きな車番が記載された紙が掲出されるほか、臨時バスの運行が行われます。平塚駅バスターミナルは通常通りですが、銀座通りなど車両通行止めが発生することから経路変更もなされます。ここでは、管理人が調査した臨時バスを中心にお届けします。

<更新(2019/8/3)>2019年取材分をアップ

2019年(7月6日取材)
当日はあいにくの天気ながら雨はほとんど降りませんでした。本年は若干気温が低かったためやや涼しく、快適に!?行動できました。伊勢原営業所が会社再編されて、平塚駅に乗り入れてくる通常路線は3営業所(平塚・伊勢原・秦野)が神奈川中央交通西になっています。
平塚〜伊勢原・秦野などの間で臨時バスが多数運行されたのは例年通りで、特段細かく書くことはありません。本年は平塚〜本厚木間の臨時バスにおいて、厚木営業所の車は使われませんでした。「は502」のRA273系は平塚駅での係員詰所として使用されました。伊勢原・平塚・茅ヶ崎に導入された新「かなみん」ラッピング車も早速七夕輸送に活躍したところが目新しいところでしょうか。

2018年(7月7日取材)
取材当日は、雨も降らずまずまずの天気でしたが、午前中は時折晴れました。曇り空ではありましたが、やはり粘りつく暑さにはやられました。神奈中の会社再編から1年後、まだ完全な再編は終了していないようでしたが、臨時バスの運行や乗り場の案内などは例年通りですので細かい説明は省略します。


平塚〜伊勢原・秦野などの間で臨時バスも多数運行されましたが、2013年から毎年取材していますので細かい説明はするまでもありません・・・。2017/12から2PG-MP38FKのエアロスターが新造されましたが、特に平塚には大量に導入されたこともあり、頻繁に見ることができました。同車種も早速七夕輸送に活躍したことでしょう。

2017年(7月8日取材)
本年は3日間とも極めて良好な天気でしたが、やはり粘りつく暑さにはガツンとやられました・・・。とびきりの暑さにもかかわらず会場内は多くの人々で賑わいました。本年は神奈中の会社再編と、平塚と厚木車の白色LED化、平塚駅発着路線の一部路線の平塚から秦野営業所への移管など、目新しい部分がたくさんありました。当日は土曜日でしたので臨時バスも多く運行され、こちらも撮影することができました。乗り場の案内や車番ステッカーの方は例年通りですので、こちらは省略します。


前述の会社再編で、特に平塚車は元神奈中本体車と同神奈交委託車が共通運用になったのも大きな変化の一つです。西工のエアロスターSやブルーリボンハイブリッドの白色LED化も完了しています。平塚車による平塚〜本厚木間のシャトルバスも運行され、そのLED表示もきちんと出ています。秦野や厚木車のピンクステッカーMP38も早速顔を出し、茅ヶ崎の同一車も浜見平団地〜平塚間臨時バスに早速使用されていました。伊勢原〜平塚は臨時便も多く設定され、伊勢原駅南口では前面に「臨時」と書かれた紙が掲出された車両同士の並びも見られました。

2016年(7月8日取材)
本年行った当日は曇りでありながら概ね良好な天気でしたが、とびきりの暑さで行動中はたくさん汗をかきました(笑)。取材日が平日だったため臨時バスは運行されませんでしたが、土日は運用されました(未取材です。ゴメンナサイ!)。2016/3に平塚に導入されたブルーリボンハイブリッドノンステ車も運用されました。この車両、撮影できなかったらあきらめようかと思っていた矢先、運よく2台とも撮影することができました(ここでは「ひ114」を選択)。
臨時バスの運行や車番ステッカーなども例年通りで特に変わったようなところはないようです。平塚のブルーリボンハイブリッドノンステも早速七夕まつり輸送に活躍する場面が見られました。管理人が行った当日は、数少ない伊勢原と秦野のKL/PJ-MP37系の車高が低いノンステエアロスターが、どういうわけか立て続けにやってきました。

2015年(7月4日取材)
本年も天気は今一つで、取材当日もあいにくの天気でしたが、臨時バスも多く運行されたうえ、七夕まつり会場も非常に多くの方で賑わいました。臨時バス停や経路迂回の様子はこれまでに取材してあるため、車両の撮影という形になりました。目玉は新型エアロスターとなりました。


昨年バス事業者で初登場した新型エアロスター、平塚に大量導入されたこともありそれなりの頻度で見られ、早速七夕まつり輸送にも大活躍しました。、厚木からの臨時便も行先表示は「神奈川中央交通」となっていました。一方で、伊勢原と秦野委託のUA452系は転出したため、最も特徴ある車両は伊勢原のエルガではないでしょうか。「かなみん」ラッピング車と伊勢原のエルガも大活躍していました。

2014年(7月5日取材)
取材当日はあいにくの天候にもかかわらず、非常に多くの人々でにぎわい、臨時バスも多く運行されました。昨年取材しなかった臨時バス停や経路迂回の様子も新規にここで取り上げます。
臨時バス停・経路迂回

「茅06系統 平塚駅行」と平09系統の馬入橋→平塚駅行は四ツ角の通りではなく、国道1号線を迂回したうえで平塚駅へ向かいます。蔵屋敷から平塚駅はノンストップで運行されました。

平塚〜伊勢原・秦野便では、銀座通りが車両通行止めになりますので往復とも迂回で運行されます。やはり臨時バス停は国道1号線に設置されています。銀座通りと明石町は統合され「銀座通り・明石町」と扱われました。

「茅06系統 茅ヶ崎駅行」と平09系統 工業団地循環(工業団地方面行)は通常通り四ツ角の通りを走り、該当場所のバス停も通常通り機能しました。ちなみに平塚駅方面側は使用されていないため「休止」の貼り紙があります。

平塚駅から国道1号線の交差点へ隊列するバス。この光景が見られるのも七夕祭りならでは!?

今年も使用されないバス停には「休止」の貼り紙が掲出されました。写真は馬入橋ですが、バス停により文字やカラーのレイアウトは異なっていたようです。
伊勢原

伊勢原最後のツーステップとなった「い72号車」や貴重なエルガ、かなちゃん号もやってきました。

貸切登録の西工車が今年も七夕祭り関連の営業運転に大活躍しました。伊勢原駅北口で撮影した「い505」の営業運転シーンもここに取り上げてみました。

もちろん、臨時便も設定されました。定期便・臨時便とも西工車を含め車種を問わずやってくるので、特に伊勢原車はバラエティーに富んでいますね。
秦野

秦野の車は特徴ある車を取り上げてみました。委託車で2台のみの7E日デ車やかなちゃん号も。車番が記された紙には0抜きの数字が記載されていました。「かなみん」ラッピング車も早速七夕祭り輸送に活躍していました。
平塚

平塚はやはり御膝元だけに数多くの車が来るので、多くの車両を取り上げたらキリがありません(笑)。今年は、車番が記された紙は見た感じ本体車が数字のみ、委託車は「ひ**(0なし)」という形で記載されました。

四ツ角を右折する「ひ075」の茅ヶ崎駅行。こちらは普段通りの場面ですね。
茅ヶ崎

今年も平塚駅〜浜見平団地間に臨時バスが設定されました。案内表示の紙にあるイラストなどのデザインは昨年と同じでした。乗り場は12番乗り場に設定されましたが、今回は乗り場の様子も新規に取材しました。やはり「浜見平団地行き」バス乗り場と書かれた案内板が設置されているほか、時刻表も掲出されています。基本的に30分ヘッドで設定されています。
厚木

厚木は、今年は臨時バスのプレートの掲出がありませんでした。LED表示もやはり「神奈川中央交通」となっています。「かなみん」ラッピング車も早速臨時バスに充当されました。

2013年(7月7日取材)
初めて七夕まつり関連のバスの様子を取材しました。当日は非常に良好な天気でしたが、気温は30度以上なだけに強烈な暑さにガツンとやられました(笑)。初めての取材ですので、乗り場やマークもここでお届けします。
平塚

平塚駅南口〜相模川河川敷臨時駐車場で運用されるシャトルバス。大人100円・子供50円で現金のみでの支払いとなります。ICカードは使用できないため、前ドア横のバス特ステッカーの上に紙が貼られています。とらえた車両は「ひ120」と「ひ59」。平塚駅南口の乗り場は、平塚競艇場行き乗り場に設定されます(河川敷は未取材)。

車両前面に掲出される、車番が大きく記載された紙。湘南神奈交本体車は「か2***」、神奈中平塚は「ひ***」と実車に合わせた番号が記載されています(一部は「ひ」が記載されていない車もある)。湘南神奈交管理委託車は、今回0が記載されていませんでした。車両は左から「か2010」「ひ80」「ひ0178」。
伊勢原・秦野

伊勢原・秦野営業所も定期便で平塚にやってきますので、前面に大きな車番が記載された紙が掲出されます。色は伊勢原は平塚同様の白、秦野は黄色でした。秦野の管理委託車も今回、0は記載されていませんでした。車両は「は029」「い5」。

平90系統に充当された「い505(KL-UA)」。2013年4月に貸切登録に変更されましたが、平塚の七夕臨で一般路線に運用される場面が見られました。それを考慮してか、ワンマン機器は装備されたままのようです。当初は秦野に新製導入され2012年2月に平塚、さらに同年4月に伊勢原へ転属した車です。通い慣れた場所ですので違和感はないようですね。

臨時便に充当された「い18、51」。前面に「臨時便」と記載された紙が掲出されています。
茅ヶ崎

茅ヶ崎営業所からは、浜見平団地〜平塚駅北口の臨時バス(各停)で平塚にやってきます。平塚駅の浜見平団地行きは北口12番乗り場に設定。今年の臨時バス案内表示の紙は七夕飾りとおりひめ・ひこぼしのイラストがあり、七夕にふさわしいデザインでした。とらえた車両は「ち70(PKG-MPノンステップ)」と「ち81(MP33)」。茅ヶ崎のMP33ツーステップは全車車検を更新しましたが、七夕との組み合わせは今年が最後になりそうです。
厚木

平塚駅で撮影した「あ92」と「あ192」。本厚木駅南口〜平塚駅臨時直行便(ノンストップ)運用で平塚にやってきます。ワンロマ車も充当されました。ちなみに厚木には西工ノンステップに三菱PKG-AAと日デPKG-RA(どちらもK尺)の両方がいるので外観だけでは判然としません(汗)。

平塚駅の臨時直行便乗り場は、通常の本厚木行きと同じ6番乗り場に設定、多数の乗客が見込まれるため「最後尾」と書かれた札が係員により示されます。平塚担当の定期便は「各停」、厚木担当の臨時直行便(平塚駅〜本厚木駅南口ノンストップ)は「直行」で区別されています。臨時バス案内表示の紙はイラストなし・文字だけのシンプルなものでした。

七夕まつり関連のバスの取材後、神奈中・相模神奈交厚木営業所の車両の取材へ行った際に松蓮寺でとらえた「あ11(PKG-RAワンステップ)」による七夕まつり臨時直行便の送り込み回送。やはり臨時バス案内表示の紙が貼られています。
その他

七夕期間中は平塚駅北口付近や銀座通りなどでは車両通行止めが発生することから、バスは平塚駅北口付近での経路変更や迂回運行が行われます。銀座通り方面は仕切で遮られ、車両が乗り入れられないようになっています。

休止されるバス停にはポールにカバーがかけられ、中央に「休止」と記載された紙が貼られます。写真は四ツ角。

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