小田急線代行バス特集(2019/10/14)
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この特集に取り上げる小田急線代行バスは、2019/10頃に発生した台風19号で小田原線渋沢〜新松田間で土砂流出があり、秦野〜新松田間が終日運転見合わせになったために運転されました。秦野以北では下りの優等列車(急行・快速急行)は伊勢原または秦野折り返しになったほか、特急ロマンスカーも終日運転が取りやめられました。ここでは、2019/10/14に取材した写真をお届けします。

小田原線の秦野以北では、前述の通り急行と快速急行は終日にわたり伊勢原または秦野折り返しで運転されました。伊勢原や秦野の発車案内に「当駅止まり」表示も多く見られました。
快速急行 伊勢原行きの3000形3251Fと、伊勢原駅下りホームにあたる1番線で折り返す電車の様子。
秦野折り返し列車の場合も、当駅下りホームに当たる1番線の発着になりました。
渋沢〜新松田間土砂流出の各種案内。秦野発の上り列車は、伊勢原折り返し列車もある関係で間隔が20分近く空いてしまうところもありました。復旧時期については最初は未定とされていましたが、17日ごろからの復旧のめどが立ちました。一方、特急ロマンスカーは終日運転取りやめになりました。
閉鎖された秦野駅上りの3・4番線。コンコースには、閉鎖中の3・4番線に出入りできないよう、立入禁止の記載があるロープが張られていました。
秦野駅の代行バス乗り場は、北口の郵便局前にある障害者乗降場に設定されました。
秦野駅北口のバスロータリーの光景。神奈中車だけでは足りず、観光バスの車両も駆り出されました。その影響で、普段とは全く異なる光景が展開されたほか、数多くの観光バス車が発着し華やかでした。予想通り、バスファンの姿も多く見られました。
神奈中 平塚のブルシチにスポットを当てて撮影してみた写真をいくつか。普段の乗合運用では見られないであろう2台連なっての休憩・待機シーンが展開され、ファンの注目を集めました。そんな車両をいろんな角度で撮影してみました。
神奈中の乗合車には、LEDに常に「代行輸送」と表示されていました。
フロンティア観光バスはF008、F009、F300、F400の4台を確認しました。いすゞガーラと日野セレガで、識別点はフロントの車両ロゴでしょうか。
神田交通は、K-29とK-30の2台を確認、どちらもエアロエースです。
箱根登山観光。204と217号車を確認。204はいすゞガーラ、217は日野セレガですが、車体が全く同じなので区別がつきません・・・。
神奈中観光。M-0612、M-0615、M-0634、M-0641の4台を確認、全て東京(町田)所属の車です。
神奈中車。秦野のスペースランナーRA273系路線兼用車「は502」も使用されたほか、平塚や伊勢原のMP38系エアロスターも登場。中でも注目は平塚のブルシチで、この車も期待通り登場。普段は路線兼用で平塚駅南口発着路線で活躍する同車も、小田急線代行バスで大活躍しました。3台すべてが使用されており、ひ501が車椅子マーク2枚、ひ502が車椅子マーク1枚、ひ503が車椅子マークなしと、1台1台で異なる前面の表情が見られました。

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